コラム

構図(Composition)

作成日:2006/1/3

Blenderで作るCGにおいても、写真撮影のように構図が重要になってきます。1つのシーンを作るという意味ではCGも、写真も、映画撮影も同じってことなんでしょうね。今回の記事は、構図について気になったので、ちょっと勉強してみました。基本的なところを備忘録の意味を込めて残します。

構図の基本的なものとして、三分割、英語ではRule of Thirdsという名前の手法があります。そういや、美術の授業で習ったような記憶があったな・・。この手法は人間が最も美しいと感じると言われている比率(黄金分割比率 1:1.62)から派生したものらしく、ざくっと言えば、画面を縦横に三分割します。

三分割

こんな感じ。ここで分割線の重なったところが焦点(Focal Point)といわれる重要なポイントで、ここに主役となるものを配置することで、シーンが間抜けにはならないとのこと。海外のサイトでは、人は左から右に文字を読むように教えられているので、右側の上下2つの焦点が視線の終点となるから最も重要とのことらしいですが、それって日本人の場合は下段の2つかい!っと突っ込みたくなります。ホントかいな? どこの焦点が重要かはそんなわけで分かりません。とりあえずは、ケース・バイ・ケースなのかな。いや、感性か・・。(構図には、視線を誘導させるテクもあります。それは別の機会に)。

また、あるフォーカスに重要なものを配置したら、残りの焦点には脇役なものを配置しないで、少しずらして配置した方がいいらしいです。というのは、主役の焦点以外にフォーカスされているものがあると混乱するシーンになるらしいです。主役をはっきりさせないとってことなのね、きっと。 また、地平線や水平線は、画面の真ん中に持ってくるのではなくて、水平に引いた分割線の上下どちらかにもってくるようにした方がいいとのこと。真ん中だとマヌケな感じで(意味がなく)シーンが分断されてしまうからとか。 これらを踏まえたものが次の写真です。この写真は、上記を意識して撮ったものではなく、ライセンスフリーな公開されている写真で構図的に良いんじゃないかなぁと思ったものを持ってきて、分割線を引いてみたものです。そしたら、まさにその通りの結果に。なるほど〜、このカメラマンは基本を押さえているってことなのかな。

三分割結果

最後に、Blenderで単にCGを作成するだけでなく、こういった写真撮影や映画撮影、絵画の知識をきちんと学ぶことも重要だと感じました。やることがまた増えた・・・。


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