ここでは、Blenderで制作したシーンをSunflowでレンダリングするまでの基本的な使い方を説明します。 全体の作業の流れは次の図の通りとなっています。

Blender上で制作したら、Exporterを起動します(Exporterについては、CGソフトウェアのSunflowの説明ページをご参照ください)。 Exporterによって吐き出されるファイルは、".sc”と".geo.sc"という拡張子を持つXML形式のファイルとなります。前者はShader、Lightなどの設定が記述されており、オブジェクトの形状は後者の”.geo.sc"に記述されています(このファイルは".sc"から呼び出されます)。この2つのファイルのうち、".sc"をSunflowから開き、レンダリングを実行するという流れになります。現時点では、Exporter上で設定できるものは限られているので、適当な設定で.scファイルを吐き出させ、その中身をテキストエディタなどで修正する方が効率的です。
では、具体的にやってみましょう。
(1) 適当なシーンを作成します。どんなものでも構いませんが、ライトはArea Lightを使って、以下のように作成します。平面上にMonkeyを配置し、その背後に2枚の壁を作成します。


それぞれのマテリアル設定は以下の通りです。マテリアルの名前は必ず付けてください。後で、XMLファイルを修正する際に必要となります。ライトの強さなどははデフォルトのままで構いません。画像の出力サイズはBlenderの出力サイズがエクスポートされます。ここでは600x480にします。



(1) Blenderのヘッダメニューから、「Scripts Window」を選択し、その中のScriptsメニューから、「Export」→「Sunflow Exporter (.sc)」を選択します。

(2) 表示されたSunflow Exportのメニューから、以下のようにMin AAを「0」、Max AAを「4」、Samplesを「4」にし、Image Filterを「gaussian」, Filter Widthを「2」、Filter Heightを「2」に設定します。SampleやAAなどを大きな値にすると、より滑らかな精度のよい画像を得られますが、その分レンダリング時間が長くなります。(以下のような画面は、下部にある「AA」ボタンを押すと表示されます)

(3) 次に「Light」ボタンを押して画面を変えます。MeshlightのPowerを「4」にします。これは、Blender上でのライトの強さを何倍にするか設定するものです。

(5) 以上の設定が完了したら、画面下部の「Export」ボタンを押してください。 ファイル出力先を聞かれ、エクスポートされます。
(1) Sunflowを起動します。
(2)
Fileメニューから「Open」を選び、Exporterが出力したファイル「******.sc」を開きます(SunflowのConsole画面で読み込み状況が見れます)。

(3) 読み込みが終わったら、画面左上にある「IPR」ボタンを押します。これはラフなレンダリングを実行するもので、プレビューのために使います。
(4) もし、出力された画像が気に入らない場合は、Blenderに戻り、設定を変え、再度エクスポートします。 Exporterにより出力されるファイル名が同じならば、Sunflowで読み込む手間が多少省けます。Sunflowの「Scene」メニューから「Build」を選択すればよいからです。

(5) 気に入った出力になったら、完全なレンダリングを行います。画面左上の「Render」ボタンを押してください。レンダリングが始まります。

レンダリング・ウィンドウ上での操作方法 |
レンダリングした画像を保存するには、「Image」メニューから「Save Image ...」を選択します。
